仮設工事
CONSTRUCTION DIVISION
架払工事は、KRHを大きく特徴づける分野です。なぜなら、クサビ式足場システムの中高層建築への適用技術は、KRHが1棟1棟の架払工事を通じて確立させてきたものだからです。 クサビ式足場がまだ木造住宅専用システムのように思われていた時代、KRHは中高層建築に対する足場の設置届時に、自主的な強度試験に基づく強度検討書を基準監督署に提出。 個別許可によって件数を伸ばしてきました。その積み重ねが、社団法人仮設工業会による「くさび緊結式足場の組立て及び使用に関する技術基準」に結実し、厚労省建設安全対策室の推薦を得て、業界の標準になったのです。 現在、クサビ式足場システムは中高層建築やショッピングセンターなどの大規模建築にその用途を拡大。KRHは、円形専用システムなどの特殊用途を含め、安全、迅速、ローコストな架払工事で業界をリードし続けています。
工事担当部門からの声
KRHの工事担当者は、元請けの皆様への営業から、工事打ち合わせ、協力会社や職工の手配、設計打ち合わせ、材料手配、現場監督までを一貫して担当しています。足場は、建築施工現場で働くすべての皆様の命をお預かりする大切な存在ですから、安全を何よりも大切に心がけています。と同時に、常に元請けの皆様のご要望にきめ細かくお応えしながら、工期短縮と施工の容易さに直結するベストな足場を施工することをめざしています。KRHのクサビ式足場システムは、ストックヤードが不要で施工スピードも早く、複雑な現場や近隣への対応の柔軟性など、コストを含めた総合的な性能でずば抜けているものと確信しています。新工場の稼働により、部材の供給力や整備の確実性もいっそう高まりました。建設工事の最初から最後まで、必要不可欠な存在でありながら取り払われてしまう足場ですが、元請けの皆様にも現場で働く皆様にも「いい足場だったね」と言っていただけるよう、今後ともベストを尽くしてまいります。